ちょうどニュースでマジックマッシュルーム(幻覚きのこ)で5階から落ちて怪我をした人のニュースを見たので私のマッシュルーム体験も書いておきますね。

世間では幻覚というと悪いイメージを持っている方が大勢を占めると思いますが、体に害のないもので、もちろん多量に扱えば普通の薬と同じように害はありますが、トランスパーソナル心理学のスタニロフ・グロフが、マッシュルームやLSDを使ったセラピーを行っていたりします。日本でも、京王線沿線に住んでいらっしゃった漢方を専門とする故川勝先生も、「ふにゃこん」という一種のエネルギーヒーリングのようなものと平行して、マジックマッシュルームを使ったセラピーを実践、研究しておられました。

マジックマッシュルームなどの幻覚作用のある(私はすべてが幻覚とは思わないです。過去生回帰や、神々の世界、違う星の世界、強烈な音の世界など)ものは、セッテイングやどんな意図でするのかが非常に重要になってくると思います。ただ「飛びたい」「快楽にひたりたい」と思ってやると、バッドトリップに飛ぶことが多いようです。マジックマッシュルームは基本的に軽いので、そこまで深刻なものは少ないようですけどね。私自身はマッシュルームは、一回しか経験がないのでなんともいえないのですが、アマゾンの呪術師(クランデーロ)が使うアヤワスカは経験があって、あれは圧倒的に強烈な体験を起こしますね。もちろん、人によりけりですが。音と色と神々の世界。。ああいったものを体験すると現世とは一体なんなのかという疑問が沸くでしょうね。ただ、これはあくまで、薬物の助け(神聖な飲み物の力)を借りて、やるわけで、やはりきちんとした霊的な道を歩んでいないと、体験の真実性というようなものを判断する基準がないです。
私自身はそういう必要性をはっきりと感じましたけど、こういったものを使って道を追求する人も多いですね。

精神的な病とみなされている人の全てがとはいいませんけど、そういった人たちは社会の歪みを感じ取っている人です。魂の感受性の強い人たちを乖離するこの社会が病んでいるのであって、適応するべきは社会だと私は思うんです。経済生活は「友愛」の中で行われ、法生活は「平等」の中で、精神生活は「自由」の中で行われなければならない。今の企業組織には「友愛」というものはなかなか見当たらない。「忠誠」ではなく「友愛」が企業活動には必要で、それが「信頼」を産む源で、個人は精神生活の理念からくみ出された法のもとに平等で、経済的精神的領域とは待った個別に扱われ、精神生活において、人間が持つ発展衝動を満たし、それが経済生活に、法生活に豊かな実りをもたらすことができる社会。そういったものを私達は実現しなければならないということを、私達は突きつけられているわけです。

最も大きな問題は精神生活が生み出したものを評価できないこの社会でしょうね。真に人間であろうとする霊的な衝動を、うまく産み出せない社会。社会精神が疲弊しているこの世界。どうしたら、自らを救えるのか、私も考え中です。答えは少しずつ出つつありますけどね。

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